無題

ロックマン：ロール（PNG※155KB）

まだあげ初めし前髪の　林檎のもとに見えしとき
描くうちにどんどんイメージがりんごから離れていくのは何故だ。

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まじめかもしれないし違うかもしれない話。
読まずに見ただけでも退屈だと分かる長文だよ！

　




恋とはどんなものかしら、とはフィガロの結婚だったか。
名作と呼ばれるストーリーにすっきりしきれないのは恋愛が絡むからなのか。
需要があるのは理解できるんだけどもね！
カシハラさんは創作物で文章を書いても恋愛沙汰がほとんど出ないし
それを頑張ってみても恋愛らしくならないからなあ。
もっとも、自分が納得しないだけで誰かが納得しているのかもしれないが。
千差万別十人十色、人の数だけ色恋沙汰の形があるなら、
本来の人間のあるべきかたちとして考えて生命が半分切ってる身が、
未だにそれを自分で理解できていないというのはちょっともどかしいと思うわけで
というか、色恋沙汰に限らずではあるのだけども！
自分の好きなキャラの傾向って、と聞けば、返る答えはきっと人外。
んー、どうだろうね。嫌いなわけじゃないんだがね。
それもあるかもねとは思っても、それだ！とは思わない。贅沢だが。
そういう質問を兼ねて、「私が好きそうなキャラを描いてくれ」と一度頼んだら、
ティナに猫目リンクに夏侯惇にダンに、と意外なメンツの集まりでびっくりした。
（クリスタルマンとメタナイトとどこぞの泣きボクロはこの際置いておくとして）
（そこそこ好きと言っていた・過去の扱いがひどい・今の周りのネタ対象、の三人）
（そういえば「残念ながらガブラスは描けない」とか言っていた気もする）
いやまあ、確かに言われれば「うん、好きだね」という範囲の面子ではある。
明確に好きなキャラを言わないから、仕方ないといえば仕方ないのだが
言おうにも明確に好きなキャラがそもそも分からないからどうしようもない詰み。
貴様はチェスや将棋で言う詰みにはまったのだッ！というそれ。
昔の「司馬懿ー！俺だ結婚してくれー！！」な自分はどこへ行ったのやら。
（今はそこまで司馬懿好きでもないというアレ　嫌いなわけではないけども）
「カシハラさんの言う「好き」って、なんていうか、恋愛感情的なものじゃないね」
と、どこぞいつぞの昼ごろ、だれそれさんが言っていたのを今更ふっと思い出した。
召使にはしたいね、と言ったら、その発想は…と言われてしまったオチ。
まあ確かに、クリスタルマンあげる！と言われても本当に召使にすると思われる。
仮にここでパッと浮かんだ好きなキャラを複数名挙げてそれでどうかと聞かれても
（パッと：クリスタルマン・ギルガメッシュ・セッツァー・かみ・カルティケヤ）
セッツァーとかカルティケヤ貰うなんて自分の人生投げ捨てるも同然だろJK…
好きだが正直だめにんげんだともおもうよ！！いやカルティは人間じゃない。
すきだから盲目になる、じゃなくて、すきだから冷静に見たい、というのはある。
「ここがよければなあ」は、ハマり「手前」の状態だ、ってレベルEであったかね。
愛すべきばか、っていう言葉はそういう意味合いのように感じる。
さっきの五人で一番すきなのはと訊かれたら真っ先にギルガメッシュだが
あれはまごうことなきばかでドジでまぬけだ。だがそれがいい。

主観だから自分自身はその価値観をどこか当然と思っていて、
（おかしいと言われている自覚があって当然などないと理解しているつもりでも）
その世界をすべてだと思ってしまうかのような錯覚に見舞われるほどの「当然」は
さながら風景を写真に収めてしまうような風合いであるようにも思わなくはない。
果てまで続く空や広がる海、続く地平線に硬い街並の360°広がる空間を
二次元の小さい枠に詰め込んで、なにか切り捨ててしまうようなものなのか。
映像についての勉強をしているときに、教えてくれた先生は、
この世で一番高性能なカメラは人間の目だ、と言っていた。
自分は、もし人間の目よりも高性能なカメラがあったとしても
人間の目で見る映像は人間の目のスペック以上にはなりえないから、
人間の目以上のスペックと理解できないのでは、と言った記憶がある。
現代にそんなものはないから、あくまで可能世界の話なのだが。
そんな、ついぞ理解されることはなかった話。
（自分が間違っているのかもしれない）
青色を青色と信じている自分が謎には思う。クオリアとでもいうのか。
光の原理について調べてからそう感じるようになった。
赤い苺がだれしも赤く見えるとは限らないね。
メテオスをやる前後くらいからそう思っていたのになー、どうして今更。
哲学者や科学者はきっとこういうことを真剣に議論してるんだなあ。

さて、余計にスランプの深みにはまった予感。