伽藍堂の正義と現世の渾てを

アステカ神話：ウィツィロポチトリ（JPG）

時の上に浮かび上がってくるのは
いくつかの愛、いくつかの偽り

最近しみじみ考えることが多くなったなあ　先立つ前兆か？（…）
いやーしぶとく生きる予定だけどなあ！
というわけで　しみじみ考えた
追記から。

代価に愛の証を呉れないか

おんみょいいねえおんみょ
それはともかく、本題に入ろうと思うのですが
いつものことだけどすごーくうざったく思う人もいると思うので
疲れてるときに読むのはお勧めしない！
内容はただの声なので問題ありません。
以上、一応前置きしたところで。





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いつのことだったかなあ　母親と話していた時
「ああ、自分は母の子としてでなく、一人の人間として話してるつもりなんだ」
としみじみ実感したことがある。
一感想を聞きたかったのに、親としての言葉を返されてから
母親が自分に対して向けている視線が、どう在っても
「親として」というところが抜け切っていないことに、何となく気付いて
贅沢だけど、それが、ひどくひどくかなしかったのだっけ。

母さん、母さん。
こんなところなんか見てるはずもない母さん。
現実が世知辛いことくらい、ずうっと昔から知ってます。
そうやって考えてるよりもずっと甘くないことだって解ってます。
だけど、だけどね母さん。今、勉強中です。
「教えられた与えられたことじゃなく、自分で感じて解ったことを信じたい」
と、ちっぽけなプライドが、わめいてわめいて仕方ないのです。
たまにサボるかもしれないけど、自分で勉強したいと思ったことだから
正解なんてないのは知ってるから、自分なりの結論を出したいから、
勉強中だから、扉は開けないで下さい。

母さん、母さん。
「お前のためにも相手のためにもならないんだからね」と言った母さん。
昔自分を助けてくれた「宿敵」が、
「今度はお前が「宿敵」にならないと」と言ってました。
どっちを歩もうかなあ　と考えて、
はなしを聴いてくれた方の言葉を信じることにしました。
言うこと聞かなくてごめんなさい。父親似でごめんなさい。
でも、これで泣いたって自分のせいだからいいでしょう。
母さんの話、聞いてないわけじゃないけれど、
母さんの子どもなのに、母さんみたいな強さは貰えなかったから
母さんみたいな強い生き方は、自分じゃ出来ないなあ、と思いました。
もしも強くなっても、きっと母さんと違う生き方をしたでしょう。
つらい目になんか遭ってないんです。苦しい思いなんかしてないんです。
周りにいる人はみんな揃って「何か無理してるんじゃ」と言うけれど、
泣くほど誰かに幸せになってほしいと思えて、そう思える人がいて、
今、しあわせです。こんな気持ちわかるでしょう。

母さん、母さん。
咲っても、泣いても、そのあとで「ありがとう」と言いたくなるひとがいます。
気が付いたらふっと姿を消したりしてしまうこともあるけれど、
したいことをしてるんだと思って、時計を眺めて待ってたりします。
何もしてあげられないから、自分のためにそばにいるだけのエゴだけど、
何か出来るのなら何かしたいと切望する相手がいます。
ぜんぶおなじ人です。そう言ったら信じてくれますか。
そのときはかなしいことばを使わないでくれますか。

母さん、母さん。
その人の「宿敵」になろう、と思います。
変なことも軽いことも苦しいことも分け合えるような、
ちゃんとお互いが違う存在だと認め合えるような、
そういう誰かになりたい、と思います。

母さん、母さん。
痛みを嬉しいと思うときはありますか。
やっぱりあなたの二番目の子どもは変みたいです。
だから、どうなっても、大丈夫です。

母さん。
ごめんなさい。ありがとう。

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眩く満ちる朝と苟且の天を
呉れてやる　此の愛の力で