とあるお宅の倉庫サイトのブログ 【最近:自分の創作におぼれている!▼】
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
格好つけないと格好悪いとは違うだろ
母親所有のクイーンのDVD「JEWELS」を勝手に拝借して見ていた。
父親はあまりクイーンが好きではないらしい。
Kは小さい頃から母親の車の中でクイーンを聴き、
父親の車でRCサクセションやビートルズを聴いて育ったので、
どちらの言う音楽も好きだったりする。
(なら嫌いな音楽は何だ、と言われると殆ど無いので御終いだが)
洋楽なんて歌詞カードが無ければ殆ど分からない。場合によっては訳詩がないと全く分からないこともある。ヒアリングが得意なわけではないし、簡単な英語しか分からない。その上クイーンの場合はイギリス英語(英、はイギリスなのだから日本語としておかしいかもしれないが)だから、アメリカ英語で勉強してきた身としてはやや癖があって聞き取りには向かない。聞き取りをするならカーペンターズなどのほうが断然簡単かもしれない。
まぁしかし洋楽をヒアリングの為に聴いているわけではないのだから、歌詞カードを目で追いながら聴くのも良いが、流れに任せてただ音に耳を傾けるのがもっぱらの自分の洋楽の聴き方となっている。…とはいっても歌詞カードはもう穴が開きそうなほど眺めたりしたので、見なくても自然と歌詞やその意味は大体頭に叩き込まれているのだが。
声でなく、詩でなく、音。まず日本語じゃないのだから、聞き取れない時点でもはや文章的な意味はない。幼稚園児が洋楽を聴いている…そんな、幼少時の頃と同じだ。「WE WILL ROCK YOU」のリズムに合わせて車の中のあちこちを手で叩き、手のひらが真っ赤になって痛くなるほど夢中になるような、そういう「音」。
言葉の方は最近になって大事さを知ったのだけども、言葉を音、つまり声にして伝えるのは難しい。歌って便利だ。簡単に隙とか嫌いとか愛してるとか永遠とかいってしまえるから。…その分薄っぺらいように感じてしまう、が。
フレディの件については詳しくは知らないが、ビデオクリップを見ていると変わりようの酷さにうまい言葉が見つからない。
どれだけ好き嫌いが分かれようと、4オクターブの歌声だけは偽り無く其処にある。
…通るべき道を通って行ったようにも見える。そういうのを定めというと、父親が信長や竜馬になぞらえて話していた。人は死ぬべきときに死ぬらしい。しかし、
ひとをなくすことは、ほんとうにかなしいものだ。
最初から好きだったわけでもなく、青春と共に過ぎたわけでもなく、その子世代の人間であるのに、この画面に映っている人はもうこの地球上のどこを探してもいないのだと思うと、なぜか、
ただ、むなしい。
スピーカーから音楽が流れ続けている。生きていた人が歌っている。
出来る限りの間、出来る限り多くの人の歌を忘れないでいようと思った。
…JEWELSですきなのはアンダープレッシャーとボヘミアンラプソディー。
父親はあまりクイーンが好きではないらしい。
Kは小さい頃から母親の車の中でクイーンを聴き、
父親の車でRCサクセションやビートルズを聴いて育ったので、
どちらの言う音楽も好きだったりする。
(なら嫌いな音楽は何だ、と言われると殆ど無いので御終いだが)
洋楽なんて歌詞カードが無ければ殆ど分からない。場合によっては訳詩がないと全く分からないこともある。ヒアリングが得意なわけではないし、簡単な英語しか分からない。その上クイーンの場合はイギリス英語(英、はイギリスなのだから日本語としておかしいかもしれないが)だから、アメリカ英語で勉強してきた身としてはやや癖があって聞き取りには向かない。聞き取りをするならカーペンターズなどのほうが断然簡単かもしれない。
まぁしかし洋楽をヒアリングの為に聴いているわけではないのだから、歌詞カードを目で追いながら聴くのも良いが、流れに任せてただ音に耳を傾けるのがもっぱらの自分の洋楽の聴き方となっている。…とはいっても歌詞カードはもう穴が開きそうなほど眺めたりしたので、見なくても自然と歌詞やその意味は大体頭に叩き込まれているのだが。
声でなく、詩でなく、音。まず日本語じゃないのだから、聞き取れない時点でもはや文章的な意味はない。幼稚園児が洋楽を聴いている…そんな、幼少時の頃と同じだ。「WE WILL ROCK YOU」のリズムに合わせて車の中のあちこちを手で叩き、手のひらが真っ赤になって痛くなるほど夢中になるような、そういう「音」。
言葉の方は最近になって大事さを知ったのだけども、言葉を音、つまり声にして伝えるのは難しい。歌って便利だ。簡単に隙とか嫌いとか愛してるとか永遠とかいってしまえるから。…その分薄っぺらいように感じてしまう、が。
フレディの件については詳しくは知らないが、ビデオクリップを見ていると変わりようの酷さにうまい言葉が見つからない。
どれだけ好き嫌いが分かれようと、4オクターブの歌声だけは偽り無く其処にある。
…通るべき道を通って行ったようにも見える。そういうのを定めというと、父親が信長や竜馬になぞらえて話していた。人は死ぬべきときに死ぬらしい。しかし、
ひとをなくすことは、ほんとうにかなしいものだ。
最初から好きだったわけでもなく、青春と共に過ぎたわけでもなく、その子世代の人間であるのに、この画面に映っている人はもうこの地球上のどこを探してもいないのだと思うと、なぜか、
ただ、むなしい。
スピーカーから音楽が流れ続けている。生きていた人が歌っている。
出来る限りの間、出来る限り多くの人の歌を忘れないでいようと思った。
…JEWELSですきなのはアンダープレッシャーとボヘミアンラプソディー。
COMMENT